Apache で SSI の設定
ここでは、SSI ( Server Side Include )を実行できる様に設定します。
特別にソフトをインストールしたりはしないので、比較的簡単に設定する事が可能です。
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では早速設定に入って行きます。
Apacheの設定ファイル「 httpd.conf 」を編集します。
httpd.conf の440行目付近に以下の記述がありますので、SSI に関する記述があるかどうかを確認し、無ければ追加します。
# Note that "MultiViews" must be named *explicitly* --- "Options All"
# doesn't give it to you.
#
Options FollowSymLinks MultiViews Includes
もしくは、
Options FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
SSI はセキュリティ上の危険性があるので、安全面を優先するならば、後者の「 IncludesNoExec 」をオススメします。
この場合、SSI の「 EXEC 」コマンドが使えなくなるので注意が必要です。
次に、SSI の拡張子である「 .shtml 」を関連付けさせます。
httpd.conf の830行目付近に以下の記述があり、必要個所がコメントアウトされているので、コメントをはずします。
#
# To use server-parsed HTML files
#
AddType text/html .shtml # 先頭のコメントを消します。
AddHandler server-parsed .shtml # 先頭のコメントを消します。
以上で SSI に関する設定は終了です。
Apache を再起動すると、SSI が使用可能になっているハズです。
SSI の動作確認をしてみましょう。
以下の SSI ファイルを作ります。ファイル名は何でも構いませんが、拡張子は「 .shtml 」でないといけません。
<html>
<body>
<pre>
<!--#printenv -->
</pre>
</body>
</html>
このファイルにブラウザでアクセスすると、環境変数の一覧が表示されます。
環境変数の一覧が表示されていれば、SSI は正常に動作しています。