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タイトル:
Postfix+AUTHの設定について
記事No:
1776
投稿日: 2004/04/07(Wed) 11:50
投稿者:
smile
はじめまして。smileと申します。よろしくお願い致します。
最近このページでサーバ構築を読みチャレンジしてみようと
Vine Linux2.6をインストールしPostfix+Authの設定を行いました。
PCはWindowsユーザでLinuxは初挑戦です。
サブドメインを取得し(No-IP)メールサーバの構築を行ったのですが
クライアントからのメール送信が上手く行えません。
"PostfixでSMTPーAUTHを実現"を参考にcyrus-sasl、
Postfix-1.1.13、db3をインストールしました。
AUTHの設定まで行いテストを行ってAUTHでの
認証が出来ることを確認したのですが、いざクライアント
からメール送信を行うとエラーとなります。
===maillog===
reject: RCPT from unknown[192.168.0.XXX]:553 <smile@XXXXXXX>: Sender address rejected: not owned by user smile; from=<smile@XXXXXXX> to=<smile@XXXXXXX>
===クライアント側 SMTPログ====
MAIL FROM:<smile@XXXXXXX>
250 Ok
RCPT TO:<smile_test@XXXXXXX>
553 <smile@XXXXXXX>: Sender address rejected: not owned by user smile
メールソフトはEdMax(ver2.85.3F)です。
SMTPの認証を行わないようにした場合は送受信できますが、
アカウント設定のSMTP認証にチェックを付け、saslで登録した
ユーザ、パスワードを設定して送信を行うとエラーとなります。
同じような事例が無いかネットで調べてみましたが
見付けることが出来ませんでした。
アドバイス頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。
タイトル:
Re: Postfix+AUTHの設定について
記事No:
1777
投稿日: 2004/04/07(Wed) 13:19
投稿者:
みのる
URL:
http://tibbar.dip.jp/~rabbit/
ユーザーとパスワードが正しく設定されていますか?
以前ワタシがVineLinux2.6+Postfix1.1.13で設定した時にsasl認
証パスワードが一回で登録できなかった時があります。
以下のサイトを参考にパスワード設定が出来ているか確かめてみて
はどうでしょう。
http://acorn.zive.net/~oyaji/mail2/smtp-auth-tst.htm
タイトル:
Postfix+AUTHの設定について
記事No:
1778
投稿日: 2004/04/07(Wed) 14:01
投稿者:
smile
みのるさん、こんにちは。
早々の御返事ありがとうございます。
示して頂いたURLでのテストは確認済で、認証成功でしたので
クライアントからのメール送受信テストを行ったのですが
最初に投稿した内容のエラーとなりました。
他に確認すべき項目等ありますでしょうか?
よろしくお願い致します。
タイトル:
Re: Postfix+AUTHの設定について
記事No:
1779
投稿日: 2004/04/07(Wed) 15:33
投稿者:
みのる
URL:
http://tibbar.dip.jp/~rabbit/
エラーが535ではなく553だという事は認証のエラーではなさそうで
すね。なんとなく不正中継拒否のエラーに似ているような。
main.cfの記述で「smtpd_recipient_restrictions =」の行が複数
あるとか記述ミスがあるとかはないですよね。
タイトル:
Re^2: Postfix+AUTHの設定について
記事No:
1780
投稿日: 2004/04/07(Wed) 16:52
投稿者:
smile
みのるさん
あの後、自分で色々main.cfやら設定やらを変更していたら
SMTP認証以外でも送受信出来なくなり(・・・)
再度1からインストールし直し、設定を確認しながら
行なった所、SMTP認証が成功しました。
最初に失敗していたのが認証エラーで
原因がみのるさんのHPにあった
-----------------------------------
※「/usr/sbin/postconf -h myhostname」の部分はバッククォート([Shift]+[@])ではさむ。シングルクォートではさむとパスワード認証に失敗する。
-----------------------------------
シングルクォートでの登録でした。
これに全然気づかず、ファイルを色々構っているうちに
今回の投稿で記載した現象となりました。
#理解しないで突き進んだのがいけなかったです。
ご指導ありがとうございました。
又、宜しく御願い致します。
タイトル:
蛇足です
記事No:
1783
投稿日: 2004/04/07(Wed) 23:17
投稿者:
みのる
URL:
http://tibbar.dip.jp/~rabbit/
お役に立てて幸いです。
> -----------------------------------
> ※「/usr/sbin/postconf -h myhostname」の部分はバッククォート([Shift]+[@])ではさむ。シングルクォートではさむとパスワード認証に失敗する。
> -----------------------------------
> シングルクォートでの登録でした。
このあたりはワタシもbシェルの入門書を読むまで分かりません
でした。
Linuxのコマンドラインでは「`」とか「>」とか「>>」とか一部
の記号は特別な意味を持つみたいです。
今回のシングルクォートは、一対の物に挟まれたコマンドの出力を
引数に取る(←正確な表現ではありません)という事なんですよね。
なかなか難しいものです。
タイトル:
Re: 蛇足です
記事No:
1785
投稿日: 2004/04/08(Thu) 17:35
投稿者:
だえもん
横からすみません。
私も、メーラからのSMTP-AUTHがうまくいかず、行き詰まっています。
みのるさんが示されていた、おやじさんのテストも「235 Authentication successful」でした。
シングルクォートにつきましても、私は登録時に気付きまして、
# sasldblistusers
を実行すると、ホスト名(=ドメイン)で登録されています。
それでも、外部からOE6.0で送信しようとするとエラーとなり、/var/log/maillogには下記が残っています。
Apr 8 17:28:13 example postfix/smtpd[2764]: connect from hogehoge.com[211.16.234.***]
Apr 8 17:28:13 example postfix/smtpd[2764]: 00AA00AA00: client=hogehoge.com[211.16.234.***], sasl_method=LOGIN, sasl_username=daemon
Apr 8 17:28:13 example postfix/smtpd[2764]: reject: RCPT from hogehoge.com[211.16.234.***]: 553 <daemon@example.net>: Sender address rejected: not owned by user daemon; from=<daemon@example.net> to=<other@hogehoge.com>
Apr 8 17:28:18 example postfix/smtpd[2764]: disconnect from hogehoge.com[211.16.234.***]
※上記適宜書き換えてあります
smtpd_recipient_restrictionsの設定も問題ありません。
# postconf -h smtpd_recipient_restrictions
permit_sasl_authenticated, permit_mynetworks, check_relay_domains, reject
原因が分からないのですが、何かお気づきの点などありましたら、教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
タイトル:
main.cfのチェックをしてみては。
記事No:
1786
投稿日: 2004/04/09(Fri) 09:15
投稿者:
みのる
URL:
http://tibbar.dip.jp/~rabbit/
以下はワタシの経験ですので、参考程度に読んでください。
ワタシの場合、Postfixの設定に、まず不正中継の対策として、
main.cfファイルに
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks,check_relay_domains
を追加しました。
その後で、SMTP-AUTHの導入をし、main.cfファイルに
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, permit_sasl_authenticated, check_relay_domains, reject
を追加で書き込んでしまいました。
ところが、postfixを起動した時に文法エラーは出ませんでした
が、期待している動作もしませんでした。
起動時に文法エラー等が出ない場合でも設定が矛盾している事とか
があります。
main.cfを直接チェックしてみるとか、コピーをとった上でpostfix
の再インストールからはじめてみるのはどうでしょう。
タイトル:
Re: main.cfのチェックをしてみては。
記事No:
1790
投稿日: 2004/04/10(Sat) 10:53
投稿者:
だえもん
>>みのるさん
ありがとうございます。
そうですね、まずはmain.cfに矛盾がないか、徹底的に調べて見ます。
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