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タイトル:
ファイルのインストールについて
記事No:
3898
投稿日: 2005/10/01(Sat) 19:20
投稿者:
nori
<
davinci@pdx.dp.net.jp>
管理人さんこんにちは、はじめて投稿させてもらいます。
私はLINUXの初心者です。現在、FEDORA CORE3でvsftpをインストールしようと考えていますが、FEDORA CORE3ようでないとインストールできないのでしょうか?たとえは、MIRACLE LINUXNのページにあるものは他の
ディストリビューションでは使えないのでしょうか?
タイトル:
Re: ファイルのインストールについて
記事No:
3902
投稿日: 2005/10/02(Sun) 11:43
投稿者:
みのる
<
ezv02014@nifty.com>
URL:
http://tibbar.dip.jp/~rabbit/
> 管理人さんこんにちは、はじめて投稿させてもらいます。
> 私はLINUXの初心者です。現在、FEDORA CORE3でvsftpをインストールしようと考えていますが、FEDORA CORE3ようでないとインストールできないのでしょうか?たとえは、MIRACLE LINUXNのページにあるものは他の
> ディストリビューションでは使えないのでしょうか?
では、初歩的な事から。
Linuxではディストリビューション毎にファイルやフォルダの構成が違います。ですからアプリケーションはソースファイルという形式で配布されるのが基本です。
アプリケーションを使いたい人はソースファイルをダウンロードするなどして手に入れて、それをコンパイルして実行ファイルを作り、各種の設定ファイルを調整する事でアプリケーションが使えるようになります。
ところがこの作業は大変繁雑で面倒くさいためにRPMパッケージとよばれるコンパイル済みのファイルとインストールや設定の自動実行プログラムが同梱されたファイル形式が生まれました。(RedHat系に絞って書いてます)
ファイルの最後が「.rpm」で終わる物がそれです。
このファイルを「rpm」コマンドを使って実行すると自動でインストールやアンインストールが出来る便利な物です。
ところが、このRPMパッケージはディストリビューションに固有の設定で作成される為に、他のディストリビューションではインストールが出来なかったり、正常に動作しなかったりします。(ディレクトリ、ファイルの構成やアプリケーション、ライブラリの依存の為です)
ですから「〜用」となっているアプリケーションはそれ以外のディストリビューションでは使用できない場合が多いです。
勿論使う方法が無いとか、使える可能性が無いと云うわけではありませんが、初心者の方がそれを行うのは労が多い割に益が少ない様にワタシは感じます。
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